サイレントのドラマ最終回予想!あらすじと伏線回収で結末のハッピーエンドどうなる?

サイレントのドラマ最終回予想!あらすじと伏線回収で結末のハッピーエンドどうなる?ドラマ
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最新映像公開<12月22日(木)よる10時 15分拡大>silent 最終話予告

2022年秋ドラマで、今もっとも熱いと言っても過言ではない『サイレント』。

初回から涙なしで見ることはできない作品ですよね。

『サイレント』の最終回について、四六時中「結末はどうなるの?」「ハッピーエンドなの?」など、気になってしかたないですよね~。

そこで、ここまでのあらすじを振り返り、伏線回収をしながら最終回予想をしてみたいと思います!

想と紬の結末はもちろん、想と奈々・奈々と春尾など…。

気になることが本当に多すぎますよね!

ではさっそく、ドラマ『サイレント』のあらすじ伏線回収、そして最終回予想をしていきます!

私の願いは全員のハッピーエンド…(笑)

 

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『サイレント』ドラマ最終回予想!あらすじと伏線回収

まずはあらすじを振り返りながら伏線回収をしていきます!

さすが人気ドラマ、SNSでも考察をしている方が非常に多いですね。

ここまでほぼ注目してきませんでしたが、登場人物の名前や設定、衣装や小道具まで。

多くの伏線が張られたドラマなのだとか…。

ではさっそく、そんな部分にも触れながら、振り返っていきましょう!

 

『サイレント』ドラマ1話あらすじと伏線回収

〇あらすじ

想と紬、2人の幸せそうな学生時代のシーンから始まる第1話。

高校時代付き合っていた想と紬でしたが、「好きな人がいる」と紬が一方的に振られ、現在紬は高校時代の同級生湊斗と付き合っています。

駅のホームで偶然想を見かけたことをきっかけに、想を探し始める紬。

そして2人は再会し、想の耳が聞こえないことをそこで初めて知ることになるのです。

〇伏線回収

まず私が気になったのは、「うるさい」という言葉です。

学生時代の想の「紬の声、うるさい」。

雨の音に対しての紬の「うるさい」。

そして、想と紬が再開したときの想の手話での「お前、うるさいんだよ」。

うるさいという表現は、”音”の無い世界で暮らすろう者にはピンとこない表現なのではないでしょうか?

しかし、あえてこの表現を使うことで、想が今ろう者であるという実感を更に強くするな…と。

出だしから「うるさい」という表現が強調されているように感じましたが、「そういうことか…」と腑に落ちました。

それにしても、想の手話のシーンはしんどかったですよね(泣)

声なしで、表情のみであの演技は本当にすごいなと思いました。

 

『サイレント』ドラマ2話あらすじと伏線回収

〇あらすじ

高校卒業後、「耳が聞こえにくいの?」という母に「ずっと耳鳴りみたいなのしてて、すごいうるさい」という想。

そして自分が病気であることを知り、それを紬に話せないまま別れを選んだのです。

1話で紬が落としたイヤホンを拾った想が、それを返すために紬と再会します。

その後、想の耳が聞こえないことを偶然知ってしまった湊斗が、手話教室で講師をしている春尾に出会い、手話の勉強を始める紬。

想と紬が再び再会し、当時の思いを伝え合うシーンで、想の「悲しませたくなかった」という本当の想いを知り、紬は泣き出してしまいます。

その帰り道、2人でいるところで湊斗と遭遇してしまうのです。

〇伏線回収

ここでもうるさいという表現が使われていましたね(泣)

そして、公園で別れを決心したかのように、想が紬に「名前言ってもらっていい?」と言うシーン。

このセリフの前に「最後に」という言葉が隠されているようで、とても苦しくなりました…。

音楽と電話が好きで、想の声が好きだという紬。

この設定からも””を強調しているのが分かります。

また、この回での驚きポイントが1つ!

2人が手話で会話をするシーンで、紬の誕生日が4月28日と言うことが分かりました。

そしてその紬の誕生花はなんと、サクラソウ(佐倉想)なんです…!

ここまで細かい設定を考えているのはすごすぎる…。

あらすじでは紹介していませんが、イヤホンを返さなきゃという想に対し、微妙な表情を浮かべる奈々。

想と奈々の関係性はまだ明かされていませんが、ここから奈々の想への思いが特別であることが分かります。

 

『サイレント』ドラマ3話あらすじと伏線回収

〇あらすじ

実は高校時代から紬に恋心を抱いていた湊斗。

とても仲の良い友達と、大好きな人だったから嬉しかったと言う湊斗ですが、高校の同窓会で紬と再会し、そこから少しずつ今の2人の関係性が作られていきました。

そして、偶然知ってしまった想の病気が、何かの冗談であって欲しいと、まだ受け入れられない湊斗。

そんな湊斗を家に置いて紬が買い物に出かけているところに、突然想が現れるのです。

想の病気を受け入れられないまま再会してしまい、もちろん話しかけても返事はありません。

「なぜ病気のことを話してくれなかったの」と、泣きながら想を攻め立て部屋から逃げ出してしまう湊斗。

その後ろを追っていった紬に「想の病気を受け入れるより、想を悪く思う方が楽だった。名前を呼んで、振り返って欲しかっただけなのに」と打ち明けました。

〇伏線回収

湊斗が紬の家で留守番をしてるところに、てんとう虫が現れ、そのてんとう虫が逃げてしまった後に想が現れるというシーンがありました。

てんとう虫は「幸運を呼び寄せる」と言われている虫で、それが紬の家に現れ、湊斗の指先から離れていく。

このことから、今後紬の元には新たな幸運が訪れ、湊斗の元から去ってしまうということを表しているのではないでしょうか?

そして、手話教室での春尾と紬の「ろう者の8割がろう者同士で結婚しているそうです。その方が幸せということですかね。」という会話がありました。

この会話から、春尾の過去に何かがあるのではないか…という匂わせを感じます。

 

『サイレント』ドラマ4話あらすじと伏線回収

〇あらすじ

想と湊斗が改めて話すことになり、あの頃と変わらないお互いの姿に関係を取り戻していきます。

その後、湊斗が想をフットサルに誘い、高校時代のチームメイトと再会する想。

その場に通訳で来ていた紬と想が、2人で楽しそうに話す姿を見た湊斗は、紬との別れを決意したようです。

「好きな人がいるから」と紬に別れを告げる湊斗。

「想の代わりではなく、本当に湊斗のことが好きだ」と親友の真子に言う紬でしたが、その思いは湊斗には伝わらないのでした。

〇伏線回収

ここで、3話に登場したてんとう虫の伏線回収がありました。

湊斗から幸運が”逃げた”わけではなく、”逃がした”という感じでしたよね。

しかも、想が紬を振ったときと同じ言葉で別れを告げるのです…(泣)

湊斗は紬に別れを告げる前に、「2人が何を考えているのか分かるから、見てるのが辛い」と想に思いを伝えていました。

これが紬にとっての幸運につながるのかどうか…。

大きく展開が変わった第4話、今後の展開がさらに気になりますね!

そして、ここでも春尾の過去が垣間見えるシーンがありました。

「自分はどうしても聞こえるから、手話ができるからと言って分かり合えるわけではない」と同僚に伝える春尾。

一体、春尾の過去に何があったのでしょうか?

 

『サイレント』ドラマ5話あらすじと伏線回収

〇あらすじ

フットサル後、洗濯したビブスを干しながら高校時代を振り返る紬と湊斗。

「紬にも想にも嫌われたくないから」と別れを告げる湊斗に「別れたくない」という紬でしたが、その思いは届かず、結局別れることになってしまいました。

その後、紬は電話でこれまで湊斗に思っていたこと、そして「戸川君のこと本当に好きだったよ」と伝え、ここで本当に2人の関係が終わります。

次の日、「顔を見て話したい」と言う想に会いに行く紬。

想は「再会できてよかった、これからは思ってること全部言葉にしたい」と紬に伝えます。

すると紬は「私もそうする」と笑顔で話しました。

〇伏線回収

紬が荷物をまとめ終え、2人が別れるときにほどかれた手が切なかったですね…。

そして、紬との最後の電話を切るとき、紬と弟の光との会話を幸せそうに聞いている湊斗。

そこで、1話で想と紬が電話をしているときに、「ときどき電話の向こうから聞こえる家族との会話が好きだった」と紬が言っていたのを思い出しました。

そこから湊斗も同じく、それが好きなんだなということが分かります。

とても仲の良い友達(想)と、大好きな人(紬)のために別れを選んだ湊斗。

湊斗の元からてんとう虫は去ってしまいましたが、新たな幸運が訪れますように…。

さらに、自分のせいで2人が別れたのではないかと思っていた想が、紬への気持ちを再確認しましたね。

ここからまた、大きく展開が変わっていきそうです。

 

『サイレント』ドラマ6話あらすじと伏線回収

〇あらすじ

病気を理由に大学では友達を作らず、高校の友達とも縁を切ってしまった想。

そんな想は、ろう者向け就活セミナーで奈々に出会い、「ろう者も聴者も同じで、音のない世界は悲しい世界じゃない」ということを知るのです。

そして紬と再会し、自分の紬への思いを再確認した想は、奈々の気持ちと向き合うことを決めました。

そんな想の思いを受け入れられない奈々は、「聴者とろう者は分かり合えない」と伝え、紬に会いに行くのです。

「想に手話を教えたのは私で、そのプレゼントを使いまわされた気持ち。

ろう者である自分には叶えることのできない、好きな人と声で話したり電話をすること。

ハンドバッグを持って手をつないで歩くことが羨ましい」と、泣きながら訴える奈々。

我慢できずにその場から逃げ出してしまった奈々の元に、想からの着信が入ります。

「遠かったから電話した」と、駆け寄って来る想。

すると奈々は、聞こえるはずのない電話を耳に当てるのです。

〇伏線回収

奈々がショウウィンドウに飾られている、青色のハンドバッグを羨ましそうに眺めるシーンがありましたよね。

最初はただ、新しいバッグをもって、想とデートがしたいという意味なのかな?と思っていました。

しかし、手話で会話をする奈々は、ハンドバッグを持って手をつなぐということができないのです。

さらに「ろう者も聴者も同じ」と言ってた奈々の言葉が、「誰も分かり合えないね」に変わってしまうのも切ない…。

私たちが当たり前のように使っている声が、とても贅沢でありがたいものなのだと感じました。

そして、サイレントには青色のアイテムがよく登場しますよね。

実は、世界ろう連盟のシンボルカラーは青色だそうで、ここに関係があるようなんです。

奈々が眺めていた青いハンドバッグや、紬がよく青色の服を着ていることもそのためなのでしょうか?

 

『サイレント』ドラマ7話あらすじと伏線回収

〇あらすじ

紬は想に「元々話せる人はほとんどの人が声で話すって聞いたけど、佐倉君は何で話さないの?」と聞きます。

すると「ただ、手話があれば十分ってだけ」と言う想。

その後、紬は湊斗に「2人で会うとき、想は声を出す?」と聞きました。

それに対して湊斗は「無理に話さなくていいって言った。声を出さない理由を、言いたくないこともあるよね」と言います。

そして、紬は自分の言動を反省し、奈々に想の思いを伝えに行くのです。

「誰かに話を聞いて欲しかった時に出会って、全部聞いてくれた人。奈々がいなかったら生きてこれなかった、と言っていました。

この8年、私はただ元気にしているか心配だったけど、奈々さんがそばにいてくれて良かったです。佐倉君が一番そう思っています。」と感謝を伝える紬。

紬と別れた後、本を返しに図書館にやって来た奈々は、偶然想に会います。

「プレゼントを使いまわされた気持ちって言っちゃったけど、今はおすそ分けできて良かった」と想に笑顔で話す奈々。

ここで2人の関係が修復しました。

その日の夜、「高2の時、佐倉君にもらった作文まだあるよ。読み来る?」と言う紬に「行こうかな?」と返す想。

紬の自宅で、声を出そうとする想に「しゃべんなくていい。声好きだったけど声以外も好きだから。大丈夫だから。」と声で伝える紬。

伝わっているはずがないと思う紬でしたが、その思いは伝わったようで、想は紬を抱きしめるのです。

〇伏線回収 

図書館で想と奈々が話す前に、小さな男の子が「上にある赤い本取って」と想に頼むシーンがありました。

その本、まさかのてんとう虫の表紙…。

きっと3話に登場したてんとう虫は、湊斗の元から去り、紬と想の元に訪れたということですね…!

そして、想と奈々の関係が修復するシーンで「時々、奈々と両手に荷物を抱えて、声で話す夢を見る。夢の中では奈々の声が聞こえる。」と言う想。

これは6話に出てきた、ハンドバッグを持って好きな人と手をつないで歩くという奈々の夢に似ています。

それに対して奈々は、「私も似た夢を見るけど音がないから、想君の夢の中でちゃんと声出てるなら良かった。」と言うのです。

このシーンで私大号泣(泣)

紬から感謝の気持ちを伝えられた時も、想の夢の話を聞いた時も、奈々はそんな風に受け取ることができるんだな、と感動しました。

あと、忘れてはいけないのが、奈々と春尾のシーン!

「久しぶり。」と言うことは、やはり2人は知り合いだったのですね。

8話、ついに2人の過去が明かされるのか…。

非常に楽しみです!

 

『サイレント』ドラマ8話あらすじと伏線回収

〇あらすじ

「自分に聞こえないから、誰にも届かない感じがする。自分で感じ取れないことがすごく怖い。」と、声を出さない理由を紬に話す想。

そして、奈々と春尾の学生時代のシーンへ。

ろう者である奈々は、パソコンテイク(音声情報をパソコンで文字情報に変換すること)をしてもらい、授業を受けていました。

授業の最後に「ありがとうございました」と書き出すも、それを伝える隙もなく去ってしまう人ばかり。

そんな中春尾は、そのメッセージに対して「どういたしまして。お疲れさまでした。」と書いて伝えたのです。

その後、春尾は何度か奈々のパソコンテイクをし、次第に距離を詰めていきました。

奈々と顔を見て話したいと思った春尾は、手話を勉強し始めます。

奈々に対して春尾は「喜ばせたい、役に立ちたい、少しでも生きやすい世の中になって欲しい。ただずっとニコニコと笑ってて欲しい。」という思いを抱きました。

そこで、手話サークルを作りたいと、友人に手話を教える春尾でしたが、奈々はそれを不快に感じてしまい、ここで2人の関係は止まってしまいました。

現代に戻り、奈々は春尾の手話教室を訪ねました。

「2人(想と紬)、上手くいくと思う?」という春尾に、「上手くいくといいなって思ってる。聞こえるとか聞こえないとか、関係ないって思いたいから。」と返す奈々。

後日、奈々から春尾の元に手紙が届くのです。

実家に帰った紬たちは、母から”親のまごころ”と持ちきれないほどの手土産をお貰います。

「言葉で伝えきれないから、物に託すの。」という母。

その後想から「久しぶりに親と会ってどうだった?」と聞かれる紬。

「いつぶりでもいつも通り、親って感じ。相変わらずだった。」

その言葉を聞いて決心したのか、想はついに実家に帰るのです。

「おかえり」「ただいま」と声で伝えあい、家の中へ入っていきました。

〇伏線回収

ここで奈々と春尾の関係が明らかになりました。

2人は想い合っていて、言葉も通じるようになったのに、肝心な本心がすれ違ってしまったのですね。

以前紬が、手話教室で春尾に「普通に声で話せるんですけどね、湊斗とは。伝わらないもんですね。」というセリフとリンクしているように感じました。

1話で春尾が「手話、耳が聞こえない、それに携わる仕事をしている人は絶対いい人なんだろうなって、勝手に思い込むんですよ。ヘラヘラ生きてる聴者の皆さんは。」というセリフがありました。

奈々と春尾がすれ違い、喧嘩別れをするシーンで「いいよね、私といるだけで良い人って思われて。ヘラヘラ生きてる聴者からはさ。」と言う奈々。

春尾は奈々への罪悪感をぬぐい切れず、8年も前のこの言葉を今でも思い出すのでしょうか。

一体、再会した奈々と春尾の関係は、今後どうなるのか…。

そして、奈々から届いた手紙の内容もかなり気になります!

 

『サイレント』ドラマ9話あらすじと伏線回収

〇あらすじ

時は遡り、紬と想の大学時代。

紬と最後に会った公園で「またね」と別れを告げ、泣きながら実家に帰ってきた想。

そこで母親に、耳のことを「聞かれても言わないで。絶対に言わないで。」と言い、東京に戻りました。

お正月にまた実家に帰ってきた想でしたが、部屋に置かれている多くのCDや大音量で流れるiPodをぶちまけてしまいます。

心配してやってきた母は、座り込む想に対して「大丈夫、大丈夫だから。」と声を掛けます。

しかし、「ねえ、声出てないよね?さっきからずっとしゃべってるつもりなんだけど、声出てないよね?」と泣きながら言いました。

話は現代に戻ります。

久しぶりに実家に戻り、母と2人でゆっくり話す想。

「(高校時代の友達に病気のことを)なんで隠してたんだろうと思った。

言わない方がもっと辛い思いさせてたって、話してみてやっと分かった。

お母さんも同じ。何か話すと心配すると思って、大丈夫って逃げた。」

それに対して、「親だから話したくないこともあるだろうし。困ったとき、思い出したら相談してくれればいいんだよ」と返す母。

想は東京に戻り、紬が働くタワレコに訪れました。

そこで、ほとんど耳が聞こえなくなった3年前に発売された、スピッツのCDを買うのです。

帰り道、想は紬に「ずっと」という手話を教え、何度もその手話を繰り返しながら帰っていきました。

〇伏線回収 

1話で湊斗が紬に、夜空を見ながら「晴れてるね」というシーンがありました。

想がCDを買った帰り道、「晴れてるね」と同じことを言いますが、なんとこれは想がよく言っていた言葉とのこと!

湊斗に対して「そういうとこ好きだな~」という紬に、表情が曇る湊斗でしたが、この意味がやっと分かりました…。

紬は自分の知らないところで想を想っていて、それを知っているのは唯一湊斗だけ

そう考えると、湊斗が紬のために別れを選んだのも納得がいきますよね。

そして、同じ帰り道に「ずっと」の手話を繰り返す2人。

『サイレント』のキービジュアルになっている、想と紬のポスターは2人で「ずっと」の手話をしています。

まさかここで、この伏線も回収されるとは…。

この「ずっと」という言葉には、一体どんな意味が隠されているのでしょうか?

 

『サイレント』ドラマ10話あらすじと伏線回収

〇あらすじ

紬の自宅にCDを借りに来た想。

洗い物をしている紬にいたずらをする想ですが、紬の両手がふさがっており、何を言っているか全く分かりません。

また別の日に2人で会った帰り、紬から手をつなぎますが「手話しにくいから」と振り払われてしまいます。

湊斗から「なんで付き合わないの?」と聞かれた想は、

「耳が聞こえない以外何も変わらないねって言ってくれたけど、変わったことが大きすぎる。好きだから一緒にいるの辛くて別れたんでしょ。同じ。」と言う想。

湊斗は「2人の好きにすればいいと思ってる。でも、また青羽に何も伝えないで、勝手にいなくなるとかは絶対許さないから。」と言いました。

そして、紬に本当の想いを伝える想。

「青羽どんな声してる?青羽の声思い出せない。

あの頃したくだらない話とか一緒に見たものとか、全部覚えてるのに。

一緒にいたいだけって、顔を見て一生懸命手話してくれて嬉しかった。

でも、一緒にいるほど、話すほど、好きになるほど辛くなっていく。

青羽があの頃のままだってわかるほど、自分が変わったことを思い知る。

声が聞きたい。

もう聞けないなら、また好きになんてならなきゃよかった。」

そして、春尾は奈々から届いた手紙を読みました。

「文字を追いかけるばかりの毎日で、春尾君が目を見て手を動かしてくれることが嬉しかった。

春尾君が手話を仕事にすることが嫌だったわけじゃない。

自分とは違うんだって思い知って、辛くなっただけ。」

この後2人で会い、春尾は「ろう者も聴者も人それぞれで、結局は伝えたいとか受け取ろうとか、そういう気持ちがあるかどうかなんだと思う。」

と、ろう者と聴者の違いではないということを伝えました。

〇伏線回収 

春尾と奈々はあの頃の思いを伝えあい、お互いのすれ違いを取り戻すことができましたね。

昔のように、2人で笑い合っている姿がとても微笑ましかったです。

一方で想と紬は、一緒にいればいるほど、想いが大きければ大きいほど、すれ違ってしまいます。

洗い物のシーンで、声で話す紬の声が聞こえないという演出がありました。

これはろう者の世界を表現しており、元々聞こえていた想にとっては、想像以上に辛いことなのだと感じます。

想も紬と同じく紬の声が好きで、自分の名前を呼んでくれる紬の声を聞き、その喜びを噛みしめている。

それがもうできない、一緒にいるのに声を聞くことができないということは、耐え難いほど辛いことなのでしょう。

私はハッピーエンドだと信じたいのですが…。

この流れから、どうやって良い流れに行くのでしょうか(泣)

次回、ついに最終回です…!

 

『サイレント』ドラマ最終話あらすじと伏線回収

〇あらすじ

時は遡り、高校時代。

放課後の教室でお互いの名前を「珍しいよね」と言い合っています。

紬は「私の何が珍しいの?」と、名前を呼んでほしそうにしていました。

そんな紬に耳打ちをする想。

そして現在、紬の自宅でのシーンに戻ります。

「声が聞けないなら、また好きにならなきゃよかった」と言う想に、紬は筆談でこう伝えました。

「声ださない」「笑わない」「電話しない」「音楽きかない」「つらくなるならぜんぶやめる」

「それでも一緒にいたい、一緒にいたい」と伝えました。

想は何かを伝えようとペンを奪いますが、結局何も伝えることができないまま、その場を去りました。

その後、光に呼び出された湊斗が紬の元に訪れます。

「一個だけ、想って駄目だなって思うところあって。

想の見てる青羽って、高校生の紬ちゃんで止まってんだよね。

青羽の変わってないとこばっか見てる。

逆に青羽は、すぐ今の想のことを受け入れて、今の想のことずっとちゃんと見てて、

ちゃんとお互いのこと見てるのに、見てる時間だけ違ってる。8年分ずれてる。」と言う湊斗。

一方想は、奈々に呼びされ「手話教室の先生とどうなった?」と聞きました。

奈々は「どうもなってないよ。

私と彼が上手くいかなかったのは、聴者とろう者だからじゃないよ。

私がそう思い込もうとしてただけ。

昔の似ている誰かじゃなくて、今のその子をちゃんと見たほうがいいよ。」と言いました。

その後、「もう一回話したい」と言う紬と、高校時代の教室で会いました。

紬は黒板に「一緒にいるのつらいなら会うのやめる」「再会できてよかった」「また好きになれてよかった」「元気でね」と教室を去ろうとします。

想は「人の声が聞こえないこと、当たり前になってたのに、青羽の声が聞こえないことだけ受け入れられなかった。」

そして手話で紬に「一緒にいると辛いことがある。

そのたびにこの前みたいに青羽に当たるかもしれないし、次は本当にもう会いたくないと思うかもしれない。

青羽と会って話すたびに考えて、悩むことが増えて、一緒にいていいのか迷う。

それでも今は、一緒にいたい。」

「私も。いつもゆっくり、私にわかるように手話してくれるの、すごい嬉しかった。

でも、本当に言いたいことちゃんと言えてるのかなって、不安にもなる。

佐倉くんが言いたいこと全部言えるまで待つし、手話ももっと覚える。

受け取れるように頑張るから、伝えるの諦めないでほしい。

人それぞれ違う考え方があって、違う生き方してきたんだから、分かり合えないことは絶対ある。

それでも一緒にいたいと思う人と、一緒にいるために言葉があるんだと思う。

たぶん全部は無理だけど、できるだけ分かり合えるように、たくさん話そうよ。」と言う紬。

奈々は会社の近くにできた花屋で大きな花束を買いました。

その後たまたま湊斗に会い、「おすそわけ」と言ってカスミソウを一本渡します。

そのカスミソウは湊斗から紬に、さらに奈々から想に渡り、そして紬から想に、想から紬へと渡されました。

帰り道、「今何か言いたいことある?」と言う紬。

高校時代の頃のように、想は紬に耳打ちをし、2人は笑い合いました。

〇伏線回収 

高校時代、そして最後のシーンでの耳打ちで、きっと想は「紬」と名前を呼んだんですよね。

やっと声が聞けた、名前を呼んでくれたと、涙を流す紬の姿に涙が止まりませんでした。

最後の最後に、高校時代の教室のシーンに戻るのですが、実際の想は紬に耳打ちしており、黒板に映っている影はキスをしているんですよ…!!!!

何という演出…。脚本の生方さん天才…。

そして、奈々が買った大きな花束は、春尾が通訳士になったお祝いの花束でした。

春尾に「お返しが欲しい」と言う奈々は、何が欲しいか聞かれると「ほしいハンドバッグがあるの」と言いました。

それって…。ショーウィンドウで眺めていた、あの青いハンドバッグですよね(泣)

想だけなく、奈々も春尾も、「聴者だから」「ろう者だから」と言う考えを捨てることができたようですね。

さらに、「おすそわけ」と言って渡っていったカスミソウの花言葉は「感謝・幸福」。

さらに紬が湊斗からこのカスミソウを受けっとたとき、「かわいい。雪の結晶みたい。」と言います。

『サイレント』の主題歌である『subtitle』には「言葉はまるで雪の結晶」という歌詞が…。

髭男…天才ですか…(泣)

ここで物語は終了してしまいますが、『サイレント』の登場人物全員、一生幸せに暮らして欲しいです…!

 

『サイレント』ドラマ最終回予想!結末のハッピーエンドどうなる?

『サイレント』のあらすじと伏線を振り返ってきましたが、最終回は一体どうなるのでしょうか?

エピソード0を見た方の中には、「紬は最後、車に轢かれそうな想をかばって死んでしまうのでは?」という考察を見かけました。

何というバッドエンド…。

確かに、5分ほどしかないエピソード0で、車に轢かれそうになった光を湊斗が助けたという過去の話を配信する意味とは…と思いましたが。

そんな元も子もないような展開はないと思いたい…!

さまざまな考察や伏線が飛び交っていますが、私は幸運を運ぶてんとう虫を信じます(笑)

てんとう虫を7話まで引っ張っているのですから、きっとハッピーエンドのはず!

なんせ幸運を運ぶのですから!

まだまだ『サイレント』は続きますので、温かく見守ろうと思います(笑)

 

まとめ

ここまで、ドラマ『サイレント』のあらすじ伏線回収、そして最終回予想をしてきました!

ほんと一言一言に、毎回心を動かされる作品ですよね。

『サイレント』の登場人物たちの物事の捉え方や表現に、良い意味で予想を裏切られる感じというか…。

言葉がない分、表情の演技も素晴らしく、あらすじを知った上で見ても泣いてしまいます。

これほど夢中になるドラマは、いつぶりでしょうか?

そして、さまざまな最終回予想が飛び交い、想像が広がりすぎて、逆に結末の予測ができません(笑)

まだ回収されていない伏線もあるようなので、今後の伏線回収にも期待大です!

「できるならば、ハッピーエンドが見たい!」と思っていますが、これまでの名作でバッドエンドだったものもたくさんあるので…。

一体、『サイレント』の結末はハッピーエンドなのでしょうか?

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